LOCAL ARTISAN

アジアのぬの TORIKO |From Indonesia to Mojiko


インドネシアの伝統的な染色技法
「バティック」のワークショップスペース
アジアのぬの TORIKO(とりこ)。

地域の人々とハトのつどう老松公園がある静かなエリアで
元々は腕のいい靴の修理屋さんだった空きテナントを活用して作られた。

「人の心をトリコにするアジアの布のことを知ってほしくて」

10年前、博物館でこどもたちにアジアの文化を紹介していたまちこさんは、
インドネシアの伝統的な染め物「バティック」のロウで描かれた独特の世界に魅せられた。

博物館を離れた後も、インドネシア愛はさめることなく、
とうとう海外ボランティアとして現地に8ヶ月滞在。
帰国後は門司港に流れつき、
「まちの中でアジアの文化に触れる場所」として
このアトリエを作り上げた。

以前、真知子さんがポルト通信に掲載していた
「一枚のバティックができるまで」より
バティックが作られる工程をご紹介。

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インドネシアのろうけつ染は、
熱で溶かしたロウを「チャンティン」にすくい入れ、
チャンティンの先から少しずつ出るロウで絵を描きます。

手慣れた職人でも一枚の布を描くのは時間がかかります。
そこで、スタンプでロウをつける技術も生まれました。

ロウがついた部分は色が染まりません。
染液で布を染めた後、お湯につけてロウを落とすと、ロウをおいたところだけ色が染まらず、文様となります。

何色も染める場合は、この「ロウで描く」「染める」「お湯でロウを落とす」作業を色の数だけ繰り返して一枚のバティックができるのです。

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この優しい手触りと色合い、
そして線と線の間に浮かび上がる細かな手仕事を垣間見ると
たちまちトリコになること間違いなし。
しかし、門司港の皆さんを一番トリコにしているのは、
まちこさんのおおらかな笑顔だというのはここだけの話。